こんにちはヤマです。
カメラ転売で店舗仕入れって聞くけど、商品数が多すぎてどの商品を見ていったら良いのか分かりませんよね。
結論を言えば全部の商品を見た方がいいです。
とは言ってもひとつひとつ見ていくのは大変だし毎回全ての商品を見るわけにも行きません。
そこでおすすめなのがジャンク品です。
この記事ではジャンク品で利益を出せる商品の紹介をしていきます。
明日から使える方法なので是非実践してみてください。
ジャンク品とは
まずジャンク品とはWikipediaによると下記のように記載されています。
そのまま使える見込みがないほど故障損耗し、本来の製品としての利用価値を失っている品物。
つまり一言で言えば訳あり品ということです。
ジャンク品は大きく分けてカメラボディとレンズに分けられますが、おすすめなのはレンズの方です。
ボディのジャンク品も売れますが、多くが動作不良品で相場よりかなり安く設定しないと売れません。
自分で修理するのであればジャンク品もありですね。
キタムラのジャンクコーナー
キタムラの店舗には正常な商品とは別にジャンクコーナーが設けられており、そこに様々な訳あり品が集められています。
店舗にもよりますが数十点はあります。
お店の人にお願いすればガラスケースから商品を出してくれます。
実際にその商品で撮影させてもらう事もできるので、そこで購入するか検討できます。
ジャンク品の種類
ひとことジャンク品と言ってもいくつか種類があるので、ここではその種類を紹介します。
カビ
適切な管理をしないとカビが発生してしまいます。
キタムラの商品札を確認するとカビの有無が記載されています。
カビあり商品の場合、まず目視で正面からカビがどの位の大きさなのか、一箇所なのか複数箇所なのか確認します。
次にレンズの後方からレンズを覗き込んでカビの有無を確認します。(光にかざした方が分かりやすいです)
カビ有り商品は価格は相場より下がりますが、小カビ程度であれば相場の7~8割位に設定すれば普通に売れていきます。
小カビ程度であれば撮影に影響しない事が多いので欲しがる人がいる。
一目みてレンズ前面にカビが広がっている商品はなかなか買い手が付かないので避けるようにします。
カビがあるから売れないということはなくカビの程度を確認し判断するようにします。
クモリ
レンズにクモリが発生するとぼやけた写真になってしまいます。
クモリにも程度がありキタムラの場合、カメラ屋という事もありかなり厳しい基準が設けられています。
ひと目みて曇っているレンズもありますが背後から強い光を当てて何とか分かるレベルのものまで様々です。
強い光を当ててやっと分かるレベルのクモリであれば撮影に影響することは殆どないので仕入れの対象にすると良いです。
動作不良
動作不良にはいくつか種類がありますが、最も多いのがオートフォーカスが起動しない場合です。修理できない事はないですが、その手間を考えるとあまり修理はおすすめしません。
オートフォーカスは起動するけど異音がするという場合もあります。
この場合は商品説明にその旨をしっかり記載して相場の7~8割程度に価格設定すれば売れやすくなります。
バルサム切れ
レンズの貼り合わせている部分が剥がれることです。
レンズは複数枚が接着剤で貼り合わせられていますが、この接着剤が剥がれることでレンズが曇ったり、レンズ内に模様が発生したりします。
「バルサム切れ」したレンズで撮影するとコントラストは落ち、逆光にも弱くなります。
値引き交渉
店舗で気になった商品があったら店員に声を掛けショーケースからから商品を出して貰います。
レジの方に誘導されるのでそこで状態を確認することができます。
その際ボディやレンズを貸してくれるので、貸してくれたボディにレンズを接合させ実際に動作確認します。
商品を複数購入する場合はダメ元で店員に『これとこれとこれ3点購入するのでいくらか値引きして頂けませんか?』と価格交渉してみましょう。
値下げしてくれる店舗もありますので、ひとこと声をかけてみます。
まとめ
ジャンク品だから避けるのではなく商品の状態を確認して利益を出せる商品かの判断をしましょう。
殆ど正常品と変わらないものは少し金額を下げるだけで普通に売れていきます。
カメラやレンズはどんな状態でも買い手は付くので、ジャンク品は一切見ないと決めつけずこの商品状態だったらいくら位で売れるかな?と考える癖を付けると仕入れられる商品の幅も広がっていきますので実践してみてください。