こんにちは、ヤマです(@yamacameraaa)
グリップ交換しないとダメ?
購入した中古カメラのグリップがベタベタしていたり、昔使っていたカメラを久しぶりに使おうと取り出したら昔は問題なかったのに保管している間にベタついている事があります。
カメラ本体の機能は問題ないのにベタついていたら触りたく無くなりますよね。
10秒でわかる!記事を読んで得られるメリット
- カメラグリップがベタつく原因
- ベタつきの除去方法
- グリップの黒さを蘇らせる方法
それでは解説していきます!
なぜ、グリップはベタベタするのか?
カメラのグリップがベトベトするのは「加水分解」という化学変化が起きている為です。
水分とプラスチックやラバー部分が化学変化を起こしてべたつきを生成します。
空気中の湿気、埃に付着した水分などが原因です。
押入れやクローゼットなど空気の流れが悪く、塵や埃が溜まりやすい場所に保管すると加水分解が起こりやすくなります。
カメラは防湿庫で保管するのがおすすめですが、なかなか持っている人はいないですよね。
ベタつきを除去する方法
無水エタノール
僕が普段使っているのは「無水エタノール」。
これをコットンなどに染み込ませグリップなどベトベトしているところを拭きます。
1回でベトつきが取れるものもありますが、しつこい場合は数回繰り返すことで大抵のものはこれでOKです。
塗装されている箇所を拭くと塗装が取れてしまうので、使う箇所や拭く力加減に注意!
シャープシューター 3M
これはベタつきが強い場合に使用します。
この3Mを使う場合はいつも換気の良い場所でマスクをして手にも液体が付かないようにビニール手袋をはめています。
あまり近づくと目や皮膚がチカチカするので使用する場合は注意してください。
仕上げにひと工夫すると…
無水エタノールや3Mでベタつきを取った後そのままでももちろん使えますが、結構グリップが白くなってしまう事があります。
なので僕の場合はいつも仕上げに「アーマオール」を塗っています。
アーマオールは車のダッシュボードやタイヤ、バンパーの保護つや出し剤ですが、仕上げにこれを塗ることでグリップ本来の黒さが蘇ってきます。
無水エタノールで沢山拭いたものほど白っぽくなっていると思いますが、アーマオールも1回塗ったら乾くまで時間を置き、再度重ね塗りをしまし。
これを何回も繰り返していく内にグリップも黒に戻ってきます。
重ね塗りをしてもベタついたりする事はないので安心してください。
このアーマオールの特徴は以下の通りです。
オゾン・紫外線による日焼けや色あせ、ひび割れを防止する。
素材につやを与え、美しさを長期間保つ。
まとめ
カメラがベタつく場合はまず無水エタノールを使い除去しましょう。頑固な場合は複数回繰り返し、それでも駄目な場合はM3を使って除去します。
ただし、3Mは危険物なので使う際は換気と身体の保護を徹底して使うようにします。
仕上げにアーマオールを使うことで見た目も見違える程きれいになるので実践してみてください。