ここでは商品のタイトル、説明文の作成について解説します。
自分が出品している商品(機種)と同じものを販売している人は何人もいます。
全く同じものであれば、価格が安いものから売れていくのは当然です。
しかし中古カメラの場合は他の転売と違い、コンディションの違いや
付けているレンズ、付属品の有無によって金額に差が生まれます。
他の商品と自分の商品を上手く差別化する事ができれば、
それほど価格競争に巻き込めれることはありません。
むしろ予想していたよりも早く、そして高値で売れることも少なくありません。
差別化する方法はタイトルや説明文の他、写真やアカウントの評価数、高評価率、
プロフィールなど様々あります。
商品ページを覗いた人が魅力を感じるようなタイトル、説明文を作成するよう
心がけてください。
タイトル作り
まずタイトル作りについて解説します。
タイトルすら見らず購入する人はまずいないと思います。
大変重要な部分なので適当に決めるのは良くありません。
メルカリの場合タイトルに記入できる文字数は全部で40文字です。
商品の機種名は必ず入力するようにしてください。
(できればキヤノンやニコンなどメーカー名も)
何の機種か分からない為です。
タイトルの参考例
例1)【Canon】Wi-Fiで転送☆ショット数「2418回」!Kiss X2
例2)☆ニコン☆Bluetooth搭載!カメラバッグ付き♪D3400レンズキット
例3)PENTAX Wi-Fi転送!初心者におすすめの一眼レフ♪K-mレンズキット
例4)【Canon】Wi-Fi搭載☆自撮りもらくらく♪EOS M10レンズキット
Wi-Fi・Bluetoothについて
昨今はSNS(特にInstagram)にお洒落な写真を載せる事が流行っています。
僕らからカメラを購入する人の多くがカメラ初心者の方ですが、
その中には一眼カメラで撮影した綺麗な写真や背景をボカした雰囲気のある写真を
スマホへ転送しInstagramへ載せたいと言う方も多くいます。
カメラの機種によってはWi-Fi機能やBluetooth機能が搭載されたものがあります。
カメラ本体にWi-FiやBluetooth機能がであれば、撮影したその場でスマホへ
写真を転送することができSNSへのUPも簡単にできます。
そのような機種を出品する際は、タイトルに「Wi-Fi搭載」「Bluetooth内蔵」などと
記載する事で見込み客の興味を引き出すことができます。
ただし比較的最新の機種以外、つまり古い機種にはそのような機能は搭載
されていません。
しかしカメラ本体にWi-Fi機能がなくても”Wi-Fi機能付きSDカード”を使うことでWi-Fi機能を
搭載した機種と同じように使うことができます。
カメラ本体のWi-Fi機能の有無に関わらずタイトルには「Wi-Fi」の文字を入れるようにします。
自撮り機能について
一眼カメラの中には液晶画面を反転させ自分自身を撮影できる機能を搭載した機種があります。
フリマでカメラを販売していると「自撮りはできますか?」という質問がよく来ます。
最近の機種では自撮りに特化した機能が搭載されているものもあり、カメラメーカーも
自撮りに力をいれる程、需要がある機能です。
全ての機種で自撮りできるわけではありませんが、画面を反転できる機種の場合は
タイトルに「自撮り」という文字を入れるようにします。
ショット数について
シャッターを押した回数のことをショット数と言います
ショット数は別名「レリーズ数」とも呼ばれています。
カメラが正常にシャッターを切れる回数(耐久回数)は各機種ごとに決まっており、
耐久回数はだいたい5万回〜40万回が一般的です。
当然このショット数が少なければ使用頻度が少ないことになるため、
同じ機種のショット数が多いものより価値が高くなり、高値で売りやすくなります。
一般的にはショット数1万回未満のものであれば十分アピールポイントになりますので、
タイトルや説明文に載せてしっかりアピールしましょう!
❏NikonやSONYなどの機種はこちらで確認できます。
❏Canonの場合はMacだけになりますがこちらのアプリで確認できます。(有料)
https://apps.apple.com/jp/app/shuttercount/id720123827?mt=12
❏OLYMPUSはカメラ本体で確認する事ができます。
https://www.cameranonaniwa.co.jp/blogs/2220563478/
予備バッテリーについて
カメラを仕入れた際、バッテリーが2個付いている場合があります。
基本はカメラ1台に付きバッテリー1個で良いのですが、2個付けることで
他の商品と差別化することができます。
またバッテリーは、メーカーの純正でないといけないなんて事はありません。
互換バッテリーでも全く問題ありません。
純正バッテリーと互換バッテリーをそれぞれ1個づつ付けて販売してもOKです。
タイトルに「バッテリー2個!!」とか「予備バッテリー付き!!」などと付けて
アピールしましょう!
因みに、カメラバッテリーは単体でも需要があります。
純正であれば大体1000円~3000円程で取引されます。
1個はカメラに付属して、もう一個は単品で販売する方法もあります😄
カメラバッグについて
フリマでカメラを販売していく際は基本的にセット販売をしていきます。
単品で販売するよりもセット販売したほうが利益を出しやすい為です。
カメラボディやレンズ以外に記録メディア(SDカードやマイクロSDカード等)や清掃用品
などを付けて販売しますが、カメラバッグも付けてあげることでより購入されやすくなります。
カメラバッグは仕入れの際に付属されていた場合はそれをそのまま付ければ大丈夫です。
また、安く購入することもできるので付属品が少ない場合にセットで付けることで
商品内容にボリュームを出すことができます。
(もちろんカメラバッグなしでも売れます。)
カメラバッグやカメラポーチを付属する時はタイトルに
「カメラバッグ付き!」「カメラポーチ付き!」と載せましょう!
その他
タイトルに記載できる文字数は少なくメルカリやラクマでは40文字まで、
ペイペイフリマでは65文字までとなっています。
その為、商品名とここまで紹介してきた内容を記載するだけで文字数は
ギリギリになる事が多いです。
しかし、紹介した内容に当てはまらない商品もあります。
そんな時は、製品の特徴をタイトルに載せアピールする事も有効な手段です。
例えば、
・画素数の高い製品であれば「超高画質◯◯◯◯万画素!」
・コンパクトデジタルカメラのような高倍率が可能なカメラであれば「光学◯◯倍ズーム☆」
・操作が簡単なエントリーモデルの機種であれば「簡単操作!初心者におすすめ♪」
などその製品の特徴を簡潔に伝えるようにします。
❏ここまでの内容から以下のようなタイトルが作れます。
例1)【Canon】Wi-Fiで転送☆ショット数「2418回」!Kiss X2
例2)☆ニコン☆Bluetooth搭載!カメラバッグ付き♪D3400レンズキット
例3)PENTAX Wi-Fi転送!初心者におすすめの一眼レフ♪K-mレンズキット
例4)【Canon】Wi-Fi搭載☆自撮りもらくらく♪EOS M10レンズキット
説明文作り
次に説明文作りについて解説していきます。
説明文はメルカリやラクマ、ペイペイフリマで1000文字まで記入できます。
まず最初にページを見てくれたお礼と、コメントなしでも即購入OKですという
内容を載せます。
コメントする事に躊躇する人もいるため、このような文言を入れておくだけで
購入されやすくなります。
「おすすめポイント」について
商品説明は全部で1000文字まで記入できますが、商品ページを見た人が全ての内容を
見てくれるとは限りません。
最初の方で興味を持って貰えるように「おすすめポイント」を簡潔に載せておき、
そこで興味を引き、その後の文章も読んで貰えるようにします。
おすすめポイントは5~6つくらいで十分です。
1つ目
タイトルのところでも説明しましたが、Wi-Fiでスマホに転送できることを載せます。
(Bluetooth搭載の機種はBluetoothについて)
これを書いていないと、「いいね」の数も減りますしコメント欄に
「撮影した写真をスマホへ飛ばせますか?」という質問が何度も来てしまいます。
2つ目
他の商品と差別化できるポイントを載せます。
これはタイトルのところで説明したショット数や予備バッテリー、カメラバッグについてです。
タイトルに載せているから、いらないんじゃないの?と思うかもしれませんが、
大事な事は繰り返した方が良いです。
3つ目・4つ目
製品の優れた機能について載せます。
画素数や4K動画撮影、自撮り機能、付属のレンズなどについてです。
どんな機能があるのか簡単に説明すると良いです。
5つ目
保証について載せます。
保証というのはメーカー保証の事では無く、自分オリジナルの保証のことです。
例えば、「初期不良1週間保証します」、「1ヶ月間保証します」などです。
保証があることで購入者も安心して購入に踏み込めます。
商品説明について
製品の説明を書いていきます。
先に書いた「おすすめポイント」の具体的な内容を書いていきます。
ここで気をつける事は、ただ説明するのではなく伝わる文章にする事です。
また文章をただ載せるのではなく、見やすいように途中で改行したり記号や絵文字、
顔文字などを混ぜて親しみを感じるような内容にします。
コンディションについて
コンディションは外観、レンズ内の状態、動作状況について書きます。
外観
外観は目立つ傷やアタリ(凹み)がある場合は、その事を記載しなければなりませんが
小さな擦り傷程度であれば、あまり詳細に記載する必要はありません。
なぜなら中古である以上どこかしら傷があるのは当たり前ですし、
あまり細かく書きすぎると傷だらけの商品という印象を与えかねません。
全体的に見てどうかという事が大事です。
レンズ内・ファインダー内
レンズのチリやホコリの混入、カビやクモリの有無について記載します。
ほとんどの中古レンズにはチリやホコリが混入していますが、
少量であれば撮影には影響ありません。
チリやホコリの混入だけでカビやクモリがなければ、
自信をもって撮影には影響ないと断言しましょう。
レンズ内にカビやクモリがあると写真に影響がでてしまうため、
カビやクモリがある場合はその事を記載します。
ただ極小カビや薄クモリであれば通常撮影にはほとんど影響がありません。
レンズ内にカビやクモリがある場合はその事を記載すると共に、
撮影には影響がないことも一言付け加えておきましょう。
また一眼レフカメラにはファインダー(目で覗く所)があります。
ファインダー内のチリやホコリは撮影する写真には影響ありませんが、
混入している場合にはトラブル防止の為、事前にその旨は記載しておいた方が良いです。
動作状況
各動作を確認し問題なければ、「スムーズで問題ありません」とだけ記載しても
大丈夫です。
もし不具合があればそのことを記載し、その他の動作は全く問題ない事も伝えましょう。
付属品について
付属品について記載します。
付属品は元からある付属品とWi-FiSDや清掃用具などの
おまけで付けるものを記載します。
保証について
おすすめポイントで記載した保証の事を再度載せます。
保証期間は1週間で十分です。
1ヶ月や、それ以上長くしても構いませんが長期保証にしたからと売上が違うかと言われると
それほど影響はありません。
その他
商品ページに「#◯◯◯」(◯◯◯は自分で決める)と載せておくと
メルカリ、ラクマで「#◯◯◯」の文字をタップして自分の商品一覧に飛ぶことができます。
購入者に自分が出品した他の商品も見て貰いやすくなります。
ここまで説明してきた内容で商品ページを作った参考例になります。