心構え
これまでカメラに接する機会がなかった方にとって、
初めの頃はカメラの種類も多く訳が分からないと思います。
僕も初めの頃はそうでした。
しかし取引数を増やしていくことによって少しずつ知識が増えていき、
その知識はどんどんお金を生み出してくれるようになります。
難しく考えず、ひとつずつ覚えていけばおのずと成果に繋がりますので
焦らず修得いきましょう。
カメラの分類
カメラには大きく分けてデジタルカメラとフィルムカメラがあります。
僕はフリマアプリではデジタルカメラ、eBayではデジタルカメラとフィルムカメラ
両方を扱っています。
フリマアプリではカメラ初心者の方に向けて様々な付属品を付けたセット販売を主にしています。
eBayではボディ単体、レンズ単体、レンズキットなどで販売をしています。
eBayではフィルムカメラが人気があると言われていますが、利益が取れればフィルムであろうと
デジタルであろうと関係ないと考えているので、僕はデジタルカメラもeBayで販売しています。
フィルムカメラ
フィルムカメラは大きく分けると下記の種類があります。
- 35mmカメラ
- 二眼カメラ
- 大判カメラ
- 中判カメラ
以上の種類です。
僕は初めデジタルカメラだけに特化してカメラ転売を行っていました。
正直、デジタルカメラだけでも十分稼ぐことは可能です。
しかしフィルムカメラも扱うことで商品数が増え仕入れが楽になりました。
皆さんが一番見たことがあるのが標準の35mmカメラだと思います。
一番普及している35mmのフィルムを使用したカメラは種類も豊富です。
その35mmカメラの中でも種類が有りますので紹介していきます。
35mmカメラ
一眼レフカメラ
最も市場に出回っているのが一眼カメラです。
ボディとレンズを接続させ撮影します。
レンズを替えることで、いろんな写真を楽しむことができます。
レンズ単品に需要があるのは、こういった理由からです。
注意しなければならないのは各メーカーによっていくつかマウントがあり、
同じマウントのレンズでなければ直接ボディに接続させることができません。
（マウントアダプタを使えば他のマウントでも使うことが可能）
レンジファインダーカメラ
現在主流となる「一眼レフカメラ」はカメラの中に鏡が入っていて
レンズを通った光を反射させてファインダーで見えるようにしています。
一方で「レンジファインダーカメラ」はレンズを通った光ではなく
ファインダー内で光を組合わせてファインダーで見えるようにしています。
レンジファインダーで有名なのはライカです。
キヤノンにも一部レンジファインダーがあります。
ライカのレンジファインダーは非常に人気がありますが、
レンジファインダーは古いものが多く、ダメージ等をしっかり確認しながら
仕入れることが大切です。
二眼カメラ
二眼レフカメラは、一般的なフィルムとは違い、
中判フィルムカメラの分類に入ります。
名前の通り、二つレンズが付いておりますが、
「撮影するレンズ」と「ファインダーのためのレンズ」が別々になっております。
古いものも多くダメージ等もあるものが多いです、それに加えて動作確認方法も不明な点も多いので仕入れにくいとは思いますが、ヤフオクとeBayで価格差のあるアイテムの一つです。
中判カメラ
中判カメラは価格差が出やすい物が多いです。
中盤のフィルムを使用しており、日本に有数のメーカーが多く世界でも人気です。
eBayでカメラ輸出するなら中判カメラは避けては通れません。
確実に価格差がでるアイテムが多いので、苦手意識を持たずにガンガン仕入れていきましょう。
言葉の通り大判カメラと３５mmカメラの中間のカメラで、フォーマットが6×7や6×9などありますので注意してください。
大判カメラ
大判カメラは蛇腹が特徴的なフィルムカメラです。
重いし、扱いにくいし、こんなの使う人いるのかな？と思いますが、実際は沢山います。
しかし商品回転スピードは35mmのカメラ等からするとかなり遅くなります、高値では売れますが資金が豊富じゃないと扱いにくい一品です。
レンズについて
次はフィルムカメラに使用するレンズの解説をします。
マニュアルレンズ
フィルムカメラで使用するレンズはマニュアルレンズと呼ばれるものです。
フォーカスをオートで合わせることができなく、自分で合わせるしかありません。
ちなみにAF用レンズにはマウント部分に電子部があります。
マニュアルレンズはもう殆どが生産されていないので一点ものになります。
高額なCONTAXのマニュアルレンズなどは利益が出るものも多いです、そして、簡単な作りのものであれば修理、清掃ができるのも特徴ですね！
マニュアルレンズとオートフォーカスレンズの見分け方を解説します。
マニュアルレンズ
レンズに絞り羽を動かすツマミがあります。ここを押すと羽が開いたり閉じたりします。
カメラボディの接合部にこのツマミを動かすシャッターと連動したレバーがあります、確認してみましょう。
オートフォーカスレンズ（AFレンズ）
マウント部分を確認しましょう。金属の部分があればほぼオートフォーカスレンズです。
フィルムカメラ系の利点
良い点
- 一円出品の場合需要が多くないので値段が上がらず安く仕入れやすい。
- 一点もの、レア物があるので一撃での高利幅の商品がある。
悪い点
- マニア受け商品の為回転率が悪い
- 動作確認が面倒くさい（情報が少なく時間がかかる）。
- 昔からあるものなので状態が悪いものも多い。
- 写真を見て状態の判断など目利きが必要。
デジタルカメラ
デジタル系も多数の種類があります。大きく分けると３つのカテゴリに分類されます。
- 一眼カメラ
- コンパクトデジタルカメラ
- ミラーレスカメラ
デジタルカメラに関しては古いものが良いということはありません。
しかし高性能の最新機種は皆が欲しがりますのでヤフオクでの価格が上がりやすく仕入れにくいです。
古いデジタルカメラでも利益を出す方法はありますので、まずは型をしっかり覚えて販売してきましょう。
デジタル一眼カメラ
デジタル一眼カメラはフィルムカメラ同様ボディ一台に対して交換レンズを何本も持たれるオーナーが殆どです。
ボディよりもレンズの種類が豊富で回転数も速いです。
デジタルカメラのボディの場合、お客さんはショット数を気にされる事が多いです。
もちろんショット数が少ないほうがお客さんは喜びます。必ずチェックしましょう。
あともちろんeBayに売る場合は英語で使用できるかが重要なのでそこも必ずチェックしましょう。
コンパクトデジタルカメラ
コンパクトデジタルカメラはスマホなどの主流により需要が非常に減ってしまいました。
しかし、高機能でハイエンドなコンデジはまだまだ人気があります。
ハイエンド機中心に仕入れることが吉です。
ミラーレスカメラ
ミラーレスは一眼レフ同様ボディとレンズが取り外しでき、ボディに対して色々なレンズを買われるオーナーが殆どです。
回転数もレンズのほうが良いです。
ただ中心価格が２～３万の商品が多いのであまり価格差が取れないことが難点です。
こちらも一眼レフ同様英語の有無、ショット数等調べて出品するようにしましょう。
デジタルレンズ
デジタルカメラのレンズは無数の種類があります。
レンズ中心に仕入れている人もいるぐらいレンズの方が圧倒的に種類多いですね。
基本的にAFが使える事が殆どです。
昔のレンズであればカビをとったりすることもできますが、最新機種は難しいですね。
ボディとレンズのセット商品をバラして売ったりしても利益が出ます。
デジタルカメラ系の利点
良い点
- 初心者も気軽に撮れる為、人気が高い ＝ 需要がある、ですのでヤフオクで一円出品などする場合は高くなりやすい。
- 初心者にも幅広く人気があるので相場が安定している。（最新機種のモデルチェンジ後は一気に相場が下がる可能性も）
- 普段慣れ親しんでいるデジタルカメラなので検品等が分かりやすい。
- 露出計やシャッタースピードなどを調べなくていいので検品が楽。
悪い点
- AFレンズを単体で仕入れると、検品でそれに合うボディが必要。
- 初心者から上級者まで人気なので仕入れ価格が上がりやすい ＝ 利幅が低い。
- シャッター数をいちいちチェックしないといけない（バイヤーからの問い合わせが多い）。
- SONY系のボディは英語が使用できないことがある。
以上が大まかな種類となります。
より深く商品知識を知れば更に高く販売することができます。
しっかりとした商品知識を身につけましょう！
不明な点は色々と僕に聞いてくださいね！
